ブリヂストンタイヤソリューションジャパンが「B―select」を新たに展開

シェア:
カテゴリー: ニュース

 乗用車系700店、生産財系400店でスタート

B―select
B―select

 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、新たな小売サービスソリューションネットワーク「B―select」(ビーセレクト)を日本国内で本格展開する。将来的には乗用車系ユーザーへの対応を中心とする販売店(BtoC)で1000店以上、輸送事業者のユーザー向け販売店(BtoB)で500店以上の規模へと拡大していく考え。

 

 「B―select」は、国内のタイヤ販売店のパートナーからなり、タイヤ販売店が持つコンセプトはそのままに、差別化されたソリューションを提供できる店舗ネットワークである。

 ブリヂストンは、昨年発表の「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」で、グループ全体でプレミアムタイヤ事業を中核にソリューション事業と連携を深める方針を打ち出している。日本国内でもプレミアム商品やデジタル技術を活用したサービス、ソリューションを企画し展開している。

 その一層の深化を図るには「実際に現場でお客様一人ひとりの困りごとを理解した上で最適な提案を行い、高品質な接客とサービスの提供を行う拠点で初めてその価値が実現される」(ブリヂストン)とする。その上で「ソリューションの価値実現のための拠点を全国に配置」「多くのお客様、広域で活動されるお客様に対し、全国どこでも高品質なサービス・ソリューションを届ける」ことを目指した店舗ネットワークが「B―select」の位置付けとなる。

 ネットワークとしては昨年、BtoCの販売店であるコクピットやタイヤ館などのブリヂストン直営店、ブリヂストンタイヤショップのパートナー700店とスタートした。BtoBの販売店については今年中に400店の規模とする。将来的には同社の理念や方向性に賛同する新たなパートナーを交えて拡大していく予定で、BtoCで1000店以上、BtoBで500店以上の規模を目指す。

 「B―select」のネットワークを通じ今後、BtoC、BtoB向けのサービス・ソリューションを拡充し、ユーザーへの浸透を加速させる考え。これにより「乗用車のお客様にはタイヤの購入をより便利に、タイヤの使用を更に安心安全なものにする。また輸送事業者のお客様には、稼働の最大化や労務軽減等の効率化に貢献する」ことを目指す。併せて、環境負荷の低減を図り、社会価値と顧客価値の創造を両立していく。


[PR]

[PR]

【関連記事】