TOYO TIREは、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「M939」(エムキュウサンキュウ)」を8月1日より国内市場で発売する。発売サイズは全13サイズ、価格はオープン価格。
日本国内の近年の気象状況として、1日あたりの降雪量は増加傾向にあり短時間で大雪に見舞われる事例が多いと指摘される。それを背景にトラック・バス用スタッドレスタイヤには、深雪や凍結した路面を捉える性能の強化が求められる。
その一方で年間の累計降雪量自体は減少傾向にある。積雪の無いアスファルト路面での走行が増えることから、摩耗ライフの向上による使用期間の長期化が求められているという。
また、トラックドライバーや整備士不足を背景に、タイヤローテーション頻度の極小化に対するニーズが高い。
このような気象条件や社会課題を踏まえ、新商品を開発。「M939」は高いアイス性能と耐摩耗性能を両立し、低メンテナンス性を向上した。
タイヤトレッド面のブロック内に波型のサイプを高密度に配置し、アイス路面でのグリップ力を確保。また、大型のブロックを周方向に連結させることで路面接地時にブロックの倒れ込みを抑え偏摩耗の発生を抑制した。
これらにより「M939」のアイス制動性能は従来品(M929)比で4%向上しながら、推定摩耗ライフを7%向上。偏摩耗の発生は同45%低減した。さらに、積雪の無いアスファルト路面での走行も考慮し、転がり抵抗の低減も実現している。