JATMAはこのほど、23年5月の自動車タイヤ・チューブの生産・出荷・工場在庫実績と輸出入実績をまとめた。
乗用車用をはじめ小形トラック用、トラック・バス用、建設車両用、産業車両用に加え、その他タイヤを合計した自動車タイヤ・チューブの生産は本数で1008万3千本、ゴム量で7万4989トンだった。対前年比で本数は1.7%増加、ゴム量では3.3%減少となった。
出荷は国内が本数683万9千本(同13.6%増)・ゴム量3万6128トン(同17.4%増)、輸出は326万3千本(同12.4%減)・4万610トン(同10.5%減)。工場在庫は502万1千本(同10.2%減)・3万4421トン(同13.1%減)。
財務省輸出実績による5月の輸出(FOB)合計は金額ベースで4億5258万5千ドルで、前年比7.3%増。このうち北米が1億6737万5千ドル、ヨーロッパ5451万8千ドル、アジア6277万ドル、大洋州5087万4千ドル、中近東4531万8千ドル。
また財務省輸入実績による5月のタイヤ輸入数量は、乗用車用タイヤが前年比21.4%増の216万9千本、その他タイヤ51万5千本の合計268万4千本(同14.7%増)。