TOYO TIREは、マレーシアのタイヤ工場であるTOYO TYRE MALAYSIA SDN BHD(マレーシア・ペラ州。以下TTM)にメガソーラー(大規模太陽光発電)システムを導入する。
TTMではCO2排出量の削減を進めるため、工場棟の屋上96000平方メートルのスペースに、8月時点でペラ州最大のメガソーラーシステムを設置する=写真上=。設備容量14.0MWで、本年12月に完全稼働を予定。年間発電電力量は約19000MWhを想定し、1年間に約12000トンものCO2排出を削減できる見込み。
TTMは太陽光発電のほか、製造プロセスの省エネルギー化にも取り組み、事業活動における脱炭素化を進めていく。
なお、このシステム導入工事の前半が完了したことを受け同社は8月28日、ペラ州のSaarani Bin Mohamad(サーラニ・ビン・モハマド)知事をはじめ行政関係者や地元関係者、取引先などを招き、記念セレモニーを開催した。