宮城県タイヤ商工協同組合(島貫昭理事長)は先に、単位組合の事業活動と会員所在のエリアについて、山形県と福島県まで拡大することを決めた。次の事業年度から南東北タイヤ商工協同組合として活動する計画だが、これにともない8月24日、山形市内で組合加入を促進するための説明会を開催した。
全タ協連では初めてのケースとなる単位組合の広域化。組合の会員数の減少に歯止めをかけ、組合活動の活性化を図ることが狙いだ。既存の宮城県内の5支部に、新たに山形と福島の2支部を加え、合計7支部で構成し組合を運営していくという計画。
宮城県組合の島貫理事長は「それぞれの地元の皆さんとコミュニケーションを深めたい」という強い意欲を持っており、今回山形県で説明会が実現。大友副理事長、三川顧問とともに、県内のタイヤ専業店5社とタイヤ販売会社3社の関係者と対話した。
島貫理事長らはこの説明会で組合を取り巻く環境の推移と現在の状況、直面する課題などこれまでの背景を説明。組合活動のメリットや広域化後の組合・支部活動のありかた、将来展望について語った。
なお、福島・郡山でも9月1日に同様の説明会開催を予定している。