日本ゴム産業労働組合(ゴム連合)は9月7~8日の2日間、愛知県の名古屋クラウンホテルで第19期2023年定期大会を開催した。
ゴム連合に加盟する49組合中42組合、執行部監査役・約20名、代議員・オンライン参加含め約60名、傍聴者・オンライン参加含め約40名が出席して役員選出、運動方針などを承認した。
田端信行中央執行副委員長は開会挨拶の中で「安全はすべてにおいて優先する。今後も安心して働ける環境づくりに努力していく」と述べた。
船橋弘靖書記長が第18期の資料を基に一般活動、会計決算報告を行い、代議員からの質問に丁寧に答えていた。
佐藤宜弘中央執行委員長は、生活を守る取り組みについて「物価高に対する生活防衛を新たに運動方針に加え、継続して賃金を上昇させたい」、組織機能強化に関して「これからも単組訪問を続け、組合員の生の声を聞いていきたい」、男女共同参画の推進については「特別中央執行委員と特別中央委員による新たな会議体を設置することにより下地はできたと考える」。
また「風通しの良さと横のつながりの強さがゴム連合の強みだ」と声を大にした。「今後も引き続きこの体制で、単組の皆様からゴム連合に加盟してよかったと言っていただけるように執行部一同で努力していく」と抱負を述べた。