日本自動車工業会(自工会)は9月21日、9月度記者会見をオンラインで行った。
豊田章男会長は「会長に就任して最初に取り組んだのが2019年の東京モーターショー改革。それを成功裏に終えて2カ月後、コロナという未曽有の危機に直面した。その危機を乗り越え、車を走らせる550万人が近づき繋がり一つになって再び動き始めた今、さらに一歩前に進めるため、東京モーターショー改革をジャパンモビリティショーに進化させていく。『クルマからモビリティへ』『東京からJAPANへ』、特にJAPANに“日本発”の未来を世界に向けて発信していきたいという想いを込めた」と述べた。
「乗りたい未来を、探しに行こう!」をテーマに、モビリティが実現する「Tokyo Future Tour」を始めとしたさまざまなプログラムで、自工会はショー動員100万人以上を目指す。
豊田会長は「可能な限り私自身も会場へ足を運び、笑顔とありがとうの連鎖を作っていきたいと考えている。『自動車はみんなで一緒にやる産業』『未来はみんなでつくるもの』だと思う。乗りたい未来を探しに、ぜひ会場へお越しいただきたい」と結んだ。