JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、23年1月〜9月の第3四半期累計のタイヤ販売実績をまとめた。
新車用タイヤ販売本数はトラック・バス用90万2千本(前年比9.2%増)、小形トラック用365万6千本(同1.8%増)、乗用車用2455万7千本(同18.2%増)、四輪車合計2911万5千本(同15.6%増)。
前記3品種に建設車両用、農業機械用、二輪自動車用を加えた合計で3041万9千本、前年比14.7%増。需要が回復に転じて以降、堅調な推移を示した。
一方、市販用タイヤ販売本数はコロナ禍前の水準にほぼ戻った前年の実績に及ばず、厳しい状況での推移が続く。
トラック・バス用318万9千本(同11.2%減)、小形トラック用888万本(同6.9%減)、乗用車用3230万3千本(同8.6%減)、四輪車合計4437万2千本(同8.5%減)。また、建設車両用などを加えた合計で4570万6千本、前年比8.8%減となった。