NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)は24日、東京都内で第7期総会を行った。
この日で4年間の会長の任期を終え相談役となる高瀬嶺生氏=写真左=は、「ワンチームでやろうと就任時に述べたが、コロナという見えない敵との戦いだった。また大きなものだと24時間耐久レースが3年連続で開催され、業界に対する印象が高く、それがきっかけでトヨタ自動車との協業に発展した。今度は中嶋新会長がフレッシュなメンバー・強力な布陣で次期を迎える。いろいろプランを聞いてみると、スリムな形でスピーディーに事務局と一体となってやるという」と挨拶し、今後の会の運営に期待を寄せた。
後任の新会長に就任したのは共豊コーポレーションの中嶋敬一郎氏=写真右=。「マーケットのために精一杯努力して参りたい。変化の激しい数年間――今までのような変化ではなく、今までにないほどの変化の時代だ。実感から言うと、この3年間ほど多方面に振り回され、先が見えないというのが本音だ。企業一社で何とか努力してという時代ではないと感じる。NAPACというたくさんの会員がいる団体をもっと利用して、皆で協業・助け合いながらアフターマーケットを活性化し盛り上げていくべきだと考える」と挨拶。
また、中嶋新会長は「会員がもっと交流を深め情報交換をし、こちら側からも情報を発信し、また逆に会員にもヒントを与えられるような事務局にしたい」と抱負を述べた。