リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R推進協議会)による「令和5年度3R推進功労者等表彰」で、新潟県糸魚川市のリトレッドタイヤ製造会社、トーヨーリトレッド㈱(代表取締役・髙瀬昌洋氏)が「推進協議会会長賞」を受賞した。10月30日、都内で行われた表彰式に髙瀬社長が出席した。
今回の受賞について、髙瀬社長は謝意を表すとともに「SDGs、カーボンニュートラルへの取り組みや、限りある資源の有効利用などサステナブルな社会を目指し、これからも環境にやさしいモノづくりで社会に貢献して参りたい」と、今後の取り組みへの決意を述べた。
3R推進協議会は、日本全国で3R活動を推進し、持続可能な循環型社会の構築を目指す。3R・資源循環に率先して取り組み継続的な活動を通じ顕著な実績を挙げている企業や団体、個人を奨励し、毎年表彰を行っている。今回で32回目。
トーヨーリトレッドの受賞テーマは「使用済みタイヤの再生」を核にした資源循環とCO2・廃棄物の発生抑制。同社は一次使用を終えたタイヤの溝を再生する「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」の生産を行っており、これまで長年にわたり生産技術の向上に努め、高品質のリトレッドタイヤの普及促進を図ってきている。