NEXCOと共同開発の計画も
公益財団法人高速道路調査会(EHRF 理事長・長尾哲)主催「ハイウェイテクノフェア2023」が11月9~10日の2日間、東京有明の東京ビッグサイト西3・4ホールと屋上展示場で開催された=写真上=。
高速道路の建設・管理に関する技術の普及や活用を推進するとともに、高速道路事業について社会の理解を得ることを目的として、平成16年から毎年開催されている。19回目となる今回はリアル展とオンライン展の併用ハイブリッド方式で開催。会場では「高速道路建設管理の最先端技術・工法の情報収集」「開発技術などのPR」「高速道路事業やトピックスを伝える広報」が提供された。
出展者数281社。出展者コーナーでは公募企業などによる新技術・新工法・現場支援システムなどが展示され、共催者コーナーでは各NEXCOグループの事業などが紹介された。屋上展示場では「体験・デモンストレーション」も行われた。
株式会社モビリティープラスは西4ホールでリチウムイオン電池搭載可搬式電源装置を軸に自社ブースを展開=写真下=。三輪智信代表取締役は「3年ほど前からNEXCOさんに弊社のQ電丸(EV車用移動急速充電車)を冬期だけ貸し出しさせていただいている。そのNEXCOさんと共同開発の計画がある。発電、蓄電、給電が一台のトラック(一つのエンジン)でできるようにするためにはお互いの技術のすり合わせが必要」と述べた。