24年春季生活改善とりくみ方針決定  ゴム連合、中央委員会で

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日本ゴム産業労働組合連合本部中央執行委員長 佐藤宜弘氏
日本ゴム産業労働組合連合本部中央執行委員長 佐藤宜弘氏

 ゴム連合は1月22~23日、第19期第1回中央委員会を開催し、次のとおり「2024年春季生活改善のとりくみ方針」を決定した。

 =賃金= 産業間格差の観点や、実質賃金低下に対する生活防衛の観点を強く意識しながら目標への到達と課題の改善にとりくむ。(1)定期昇給・カーブ維持分確保に加え、9000円以上の賃金改善 (2)目指すべき賃金水準の設定 (3)賃金課題の明確化と底上げ・賃金改善の計画的な実施 (4)賃金の相対的な位置づけの維持・向上に向けた賃上げ

 =一時金= 安定した生活を送る上で欠くことのできない重要な位置づけであること、まとまった収入が消費につながり、経済回復に寄与することを認識し、自社の業績や今後の動向も踏まえ水準の維持・向上に向けてとりくむ。(1)昨年実績を基に水準の維持・向上 (2)業績低迷や企業存続へのとりくみを継続している場合は、生活防衛を勘案する (3)春年間方式を基本とする

 =働き方= 過重労働の撲滅にとりくむとともに生活と仕事の両立を支援し、メリハリのある働き方や多様な人材の活躍を可能にする職場環境の実現に向けてとりくむ。(1)ワーク・ライフ・バランスの推進 (2)ジェンダー平等・多様性 (3)非正規雇用労働者の労働条件改善 (4)法改正への対応

 とりくみ日程は要求提出期限を2月末日、全単組解決期限を3月末日としている。


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