日本ゼオンは1月31日、2023年度第3四半期決算説明会を行った。
当期の累積業績は、売上高2838億円(対前年同期比3.5%減)、営業利益160億円(同42.6%減)、経常利益199億円(同35.9%減)、当期純利益209億円(同14.4%増)。
セグメント別業績では、合成ゴムなどエラストマー素材の第3四半期累計の売上高1597億円、営業利益62億円。エラストマー素材の営業利益の分析について次のように説明した。前年同期122億円に対し当期は62億円。主に汎用ゴムの価格差など133億円がマイナスに働き、販管費差など72億円がプラスに寄与したものの及ばなかった。
この日、通期連結業績の予想数値を修正した。売上高3740億円(前回予想値から1.6%減)営業利益185億円(同9.8%減)、経常利益235億円(同6.0%減)、当期純利益265億円(同3.6%減)と、それぞれ下方修正した。