財務省タイヤ輸出入実績は前年比増加
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、23年(1月〜12月)自動車タイヤ・チューブの生産・出荷・在庫実績に関する統計データをまとめた。
23年年間の自動車タイヤ・チューブ生産実績は本数で1億2984万2千本、ゴム量で96万8448トンとなり、本数で対前年比2.0%減、ゴム量で同3.4%減と、前年同期実績を割り込んだ。
国内出荷、輸出出荷、工場在庫も本数ベース、ゴム量ベースともに前年実績に届かなかった。トラック・バス用、小形トラック用、乗用車用の3分野それぞれの実績と、建設車両用・産業車両用・その他用を合算した合計値は別表のとおり。
一方、財務省統計による23年年間の輸出入は前年実績を上回った。財務省輸出実績(FOB)はアジア・中近東・欧州・北米・中南米・アフリカ・大洋州の合計で53億9685万7千ドル、前年同期に比べ1.8%増加した。財務省輸入実績は、乗用車用タイヤ2417万1千本(対前年同期比9.6%増)、その他タイヤ639万1千本(同3.2%減)の合計3056万3千本(同6.7%増)。