国内メーカー4社が23年12月期業績を発表  増収を達成。円安・海上運賃改善が追い風に

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カテゴリー: ニュース

次期は増収増益見込む

 国内タイヤメーカー4社の23年12月期通期連結決算業績が出そろった。売上面ではメーカー出荷価格の改定が進んだほか大口径タイヤへのシフトが堅調で、各社ともに前年から増収となった。住友ゴム工業はタイヤ事業での売上が創業以来初めて1兆円超えを達成した。一方、利益面では、ブリヂストンが欧米市場でとくにトラック・バス用タイヤの需要減速に対応できず、調整後営業利益で減益。アルゼンチンの超インフレ会計の適用も大きく影響した。ただし、その約100億円の影響を除くと対前年で増益確保となる。対して3社は為替の円安や海上運賃の改善などを背景に好調な推移をみせ、横浜ゴムとTOYO TIREは過去最高を達成した。業績発表にあたり、各社の経営トップが会見(住友ゴムはリアルとオンラインのハイブリッド、ほか3社はオンライン)に臨み、23年度の振り返りと24年度の見込みを語った。

4社の23年度実績と24年度業績予想の一覧
表1 4社の23年度実績と24年度業績予想の一覧
23年度実績と24年度業績予想の利益増減要因分析
表2 23年度実績と24年度業績予想の利益増減要因分析

 (表1は4社の23年度実績と24年度業績予想の一覧 表2は23年度実績と24年度業績予想の利益増減要因分析)


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