JATMA発表23年の空気充てん作業時・空気補充時事故  安全囲いの設置は半数にとどまる

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カテゴリー: ニュース
表2 23年の事故の参考情報
表2 23年の事故の参考情報

 〈表2〉の「参考情報」にあるとおり、空気充てん作業にあたって、「空気充てん特別教育」の受講は事故の起きた17件中で16件(94%)と、法令遵守に対する意識は高い。しかしそれを正しく実践しているのかを判別する「安全囲い」に関する設問では、「設置している」と回答したのは8件(47%)、「(安全囲い、チェンジャー固定等その他を)使用している」と回答しているのは10件(59%)と低い。

表3 過去3年間の事故の推移
表3 過去3年間の事故の推移

 空気充てん作業時の事故は〈表3〉のとおり、過去3年、依然として多く発生している。JATMAは事故を防ぐために、法令を遵守し、労働安全衛生法令で定められた事業者・作業者の責務について厳守することを強く訴える。

 「空気充てん作業者は必ず特別教育を受講すること」「エアーコンプレッサーの圧力調整弁を適正に調整すること」「安全囲い等飛来防止器具を使用すること」——この3点はマスト。また、パンク修理にともなう空気充てん作業時や空気補充時について、それぞれを要点ごとに注意を促し、安全作業を訴求。事故防止を図るVTR動画(youtubeのURLは下記)や「タイヤ安全ニュース」をホームページを通じて掲示し、啓発活動に努めている。

安全囲いの製品イメージ
安全囲いの製品イメージ

 

https://www.youtube.com/watch?v=LglVcM3_6fQ&list=TLGGU_ttUH5jXGMyMzAyMjAyNA


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