中古タイヤ輸出、堅調なスタート切る  更生タイヤの輸出も大幅増

アルミホイール生産
中古タイヤ・更生タイヤ・ゴムくず

 財務省輸出通関実績による中古タイヤ・更生タイヤ・ゴムくずの1月輸出統計がまとまった。

 中古タイヤ輸出は数量ベースで88万4千本(対前年同期比2.8%増)、製品重量ベースで1万3136トン(同1.6%増)、金額ベースで12億3179万5千円(同8.3%増)。いずれの項目でも前年実績を上回り堅調なスタートを切った。平均単価(円/本)も1392円と前年同期に対し70円上昇し、前年比5.3%増を示した。

 日本中古タイヤ輸出業者協議会(牧野満会長)の報告によると、輸出先の通関業者の一部からインボイスに原産国の記入を要求する指示が入るようになったという。今後、どのような動きをみせるのか、注意深くウォッチする必要があるようだ。

 一方、更生タイヤの輸出は、数量ベース1344本((同約2・2倍)、製品重量ベース6万3千キロ(同約2・3倍)、金額ベース680万6千円(同約3・4倍)と、前年同期実績を大きく上回った。平均単価(円/本)も5064円と前年同期に対し1680円も上昇した。

 ゴムくずは製品重量ベース44万7千キロ(同72.4%増)、金額ベース2689万3千円(同37.4%増)。


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