1日、ブリヂストンは中期事業計画(2024-2026)(=24中計)を発表。Global CTO・モノづくり分掌坂野真人執行役専務=写真上=は「モノづくり&技術イノベーション」について、次のように説明した。
「21中計では強いブリヂストンに戻るため、プレミアムにフォーカス、コア・成長事業へ貢献する技術づくりを確実に推進した。24中計では2030年長期戦略アスピレーションを踏まえ、継続して新たなプレミアムを創造し、モノづくりの強化とともに新たな種まきを積極的に推進していく。
ENLITEN BCMA Generation1の拡大とGeneration2に向けた技術の確立が課題だ。商品設計基盤技術ENLITENは究極のカスタマイズ『薄く・軽く・円く』を追究している。ゴムを極める、接地を極める、モノづくりを極める――技術に支えられタイヤの基本性能を徹底的に鍛え磨き全方位で性能を大きく革新的に進化させる。
ゴムを極めるではしなやかな特性と強い特性を併せ持つ強靭なゴムで『薄く・軽く』を実現。接地を極めるではF1から生まれたULTIMAT EYEで接地を最適化。モノづくりを極めるでは自律制御技術で究極の円さを実現する。
共創パートナーとの協業により2030年再生資源・再生可能資源比率40%、2050年100%サステナブルマテリアル化を目指す。
〝2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ〟をビジョンに、新たな価値創造へ挑戦していく」