東洋精器工業は、ホイールバランサー「TRIM(トリム)」シリーズの新製品として「TRIM BP−75」=写真上=を上市し、3月1日から発売した。
新製品は、同社ホイールバランサーで中級クラスのモデルとして発売。しかし機能の面では、その位置付けを上回るハイグレードなスペックを搭載し、作業性の向上を追求した。
本機のディスプレイには20インチ液晶ワイドモニターを搭載し、視認性を向上。4方向キーと機能キーをタッチするだけで直感的操作が可能な操作パネルを採用した。また、ウェイト修正の作業では標準搭載のLEDライトでその位置を照射することで作業効率を向上。ホイールバランス作業での軽労化・省力化を実現する。
同社は新製品の本格発売に合わせ、期間限定でスタートダッシュキャンペーンを展開する。7月31日までのキャンペーン期間に「TRIM BP−75」を注文すると、ホイールバランサー専用のタイヤリフト「BL−02B」=写真下=をセットにし、メリットのある特別価格で提供する。
「BL−02B」は、十字型の赤色レーザーをハブ穴に照射するレーザーライン機能を搭載。センタリング位置の可視化を実現した。重量のあるホイール付きタイヤでも一体型プレートをスライドさせることでバランサーの主軸に取り付けられる。また取り付け時の誤差を抑制し、ハブ穴への傷付け防止を図る。
タイヤリフトは、バランス測定の精度の向上と作業の軽労化を実現するマストアイテムとして、タイヤ整備の現場で注目度が高い。新製品「TRIM BP−75」のデビューキャンペーンを通じて、市場での認知度向上と一層の拡大販売を目指す考えだ。