コンチネンタルタイヤ・ジャパンは14日、都内でオールシーズンタイヤの新商品「AllSeasonContact 2」に関する記者勉強会を開催した。
勉強会ではマネージング・ダイレクターのニコラオス・キリアゾプロス氏=写真=が新戦略「VISION 2030/オールシーズンタイヤグローバル戦略」について、次のように説明した。
「成功したビジネスモデルを戦略的に強化していく。『グローバルでバランスのとれた事業展開とサービス網の強化』『付加価値の高いデジタルソリューション事業の拡大』『バリューチェーン全体における持続可能なソリューション』『高付加価値製品で平均を上回る成長』を掲げて差別化する。優れたタイヤは当社のDNA。収益性の高い成長を目指しトップクラスのタイヤメーカーとしての地位を確立していく。2040年までにカーボンニュートラルの達成。2050年までに100%持続可能な材料でタイヤを製造する。気候変動対策や低排出モビリティなどに取り組み、環境と社会的責任で最も先進的なタイヤメーカーになることを目標として掲げる。
グローバル市場のトレンドではオールシーズンタイヤのセグメントが急成長しており、今後も着実な成長路線をたどると予想する。コンチネンタルタイヤ社のビジネスで重要な役割を果たす。
お客様第一主義を貫く過程でその声にじっくりと耳を傾けると、夏には夏のタイヤ、冬には冬のタイヤを履くという考え方が変わってきていることが分かる。気候変動のため汎用性の高いタイヤのニーズが高まっている。『AllSeasonContact 2』はオールシーズンタイヤに求められるさまざまな主要性能基準のバランスに関して新たなベンチマークを設定した」
キリアゾプロス氏は「お客様のモビリティをより安全によりスマートに、よりサステナブルにするために日々奮起していきます」と、日本市場のコンチネンタルタイヤ取扱店関係者に向け力強いメッセージを送った。