中古タイヤ輸出は2カ月連続で増加  更生タイヤ輸出も順調に

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カテゴリー: ニュース
タイヤイメージ
輸出統計

 財務省輸出通関実績による中古タイヤ・更生タイヤ・ゴムくずの2月輸出統計がまとまった。

 中古タイヤ輸出は数量ベースで112万2千本(対前年同期比19.6%増)、製品重量ベースで1万6542トン(同8.6%増)、金額ベースで16億843万7千円(同27.4%増)。いずれの項目も年初から2カ月連続で前年実績を上回った。平均単価(円/本)は1432円と前年同期に対し87円上昇し、前年比6.5%増。

 日本中古タイヤ輸出業者協議会(牧野満会長)の報告によると、輸出量は順調な推移をみせているものの、春から台タイヤの発生量が減りつつあるという指摘があった。この傾向がどの程度続くのか不透明だが、長期化すれば今後の荷動きに影響を及ぼすのではないかと危惧する声があがっている。

 一方、更生タイヤの輸出は、数量ベース988本((同約2.8倍)、製品重量ベース5万2千キロ(同約2.8倍)、金額ベース988万6千円(同約6.3倍)と、こちらも2カ月連続で前年同期実績を大きく上回った。平均単価(円/本)も1万0006円と前年同期に対し5596円上昇した。

 ゴムくずは製品重量ベース29万4千キロ(同47.7%減)、金額ベース2007万5千円(同43.1%減)。


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