横浜ゴムがメキシコ工場の起工式開催  27年第1Q生産開始予定。増大する北米市場の地産地消に対応

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メキシコの乗用車用タイヤ新工場の起工式
メキシコの乗用車用タイヤ新工場の起工式

 横浜ゴムは15日、メキシコの乗用車用タイヤ新工場の起工式を開催した=写真=。新工場は今後予測されるタイヤ需要の増大に迅速に対応するため、北米市場での地産地消の能力増強を目的として建設する。

 所在地はメキシコ合衆国コアウイラ州サルティヨ アリアンサ工業団地。敷地面積は約61万平方メートル。タイヤ生産能力は年産500万本で、2024年第2四半期に着工し、2027年第1四半期からの生産開始を予定。将来的な拡張も視野に入れる。

 式にはManolo Jimenez(マノロ・ヒメネス)コアウイラ州知事、Jose Maria Fraustro Siller(ホセ・マリア・フラウスト・シラー)サルティヨ市長をはじめ、多くの政府関係者や地元関係者が出席。横浜ゴムからは山石昌孝代表取締役会長兼CEO、Nitin Mantri(ニティン・マントリ)取締役専務執行役員兼CCo-COO、北米のタイヤ販売子会社であるYokohama Corporation of North America(YCNA)の瀧本真一取締役会長兼CEO、Yokohama Tire Corporation(YTC)のJeff Barna(ジェフ・バーナ)取締役社長兼CEOらが出席した。

 起工式で挨拶に立った山石氏とバーナ氏は、工場建設に関わる多くの尽力に謝意を表すとともに、新工場建設の重要性や北米市場にもたらすメリットを述べた。


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