一般社団法人日本自動車機械器具工業会(JAMTA)は5月28日、東京都内で「令和6年度通常総会」を開催。役員任期満了と一部役員退任にともなう選任では理事長に山田勝己氏、副理事長に丸山将一氏と三木健太郎氏、専務理事に坪田一郎氏の再任を承認した。
山田理事長は壇上で「円安ドル高、原材料価格の高騰、工賃値上げ、人手不足など課題は山積み。来年のオートサービスショーに向けて気持ちを新たにして、人と車の安全を守る整備機器を作っていきたい」と述べた=写真=。
令和5年度事業報告と収支決算、令和6年度事業計画と収支予算の議案をそれぞれ満場一致で承認、可決した。
令和6年度事業計画では「会員の増強」「広報活動の推進」などを重点事項に掲げ、試験的にX(旧Twitter)のアカウントを取得し、会員情報の周知拡散、PR、会員への情報提供などを目的に運営していくとしている。また、SDGsに向けての対応は引き続き強化していくとし、会員企業の経営全般に資するため国の施策情報など、時宜にあったテーマで講演会などの開催にも力を入れていく考えだ。