「大きな転換期だが柔軟に対応を」柳田会長  機工協が通常総会開く

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カテゴリー: ニュース
会長にバンザイ 柳田昌宏代表取締役社長
会長にバンザイ 柳田昌宏代表取締役社長

 日本自動車機械工具協会(機工協)は11日、都内で第63回通常総会を開催した。役員改選では、会長にバンザイの柳田昌宏代表取締役社長、副会長にイヤサカの斎藤智義取締役会長がそれぞれ再任された。

 柳田会長は挨拶に立ち「本年度は賃金改定により個人消費が持ち直しに転じると予想されている。企業では人材不足が深刻な課題となっており、これに対する施策が一層重要になると考えられる。23年度の新車販売台数は2年連続で前年度実績を上回り、世界的な半導体不足も緩和されたなかで4年ぶりに開催されたオートサービスショーは次世代整備機器のお披露目の場となった。多くの人が未来のモビリティ社会を想像されただろう。24年度4月より本格運用が始まった特定整備制度、10月にスタートするOBD検査など、自動車整備業界は大きな転換期を迎える。機工協は自動車の安全確保、環境保全という活動機軸を踏襲しながら市場や社会の変化に柔軟に、かつ積極果敢に対応する組織運営を図っていく」と語った=写真=。

 総会では令和5年度の事業報告と収支決算、令和6年度の事業計画案と収支予算案が審議され、いずれも承認可決された。


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