XCRスプリントカップ北海道参戦  竹岡圭選手×三菱自×TOYO TIRE  過酷なラリーを戦い抜く

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カテゴリー: ニュース
ラリー仕様のトライトンの前で健闘を誓う竹岡選手とコドライバーの山田政樹選手
ラリー仕様のトライトンの前で健闘を誓う竹岡選手とコドライバーの山田政樹選手

 モータージャーナリストの竹岡圭氏が主宰するレーシングチーム「圭rally project」がXCRスプリントカップ北海道に参戦する。7月1日、都内で記者会見を開き発表した。サポート企業には三菱自動車とTOYO TIREが名を連ねる。パートナーとなった12社からもサポートを受ける。三菱自の「トライトン」にTOYO TIREの「OPEN COUNTRY R/T」を履き、過酷なラリーを戦い抜く。

 

 OPEN COUNTRY R/Tを装着

 

 「圭ラリープロジェクト」が参戦するのは、今月5日から7日に開催の第3戦「ARK ラリーカムイ」と、9月6日から8日の第4戦「RALLY HOKKAIDO」。いずれも全日本ラリー選手権との併催のため、幅広い車両がエントリーし経験豊富な選手が多数出場することから注目度が高い。これらのレースで完走、さらには上位入賞を目指す。

 竹岡氏は17年にチームを立ち上げて、5年間全日本ラリーに参戦。しかし、コロナ禍が長引いてチーム活動を一時休止するなか、22―23年にTOYO TIREがサポートするチームにドライバーとして参加し、XCRカップに出場していた。

 今回、三菱自、TOYO TIREとの「共演」が実現した経緯について竹岡氏は次のように話した。「昨年、タイで行われた新型トライトンの発表会に参加し、『これでラリーに参加したい』と要望し続けました。いろいろな人のサポートがあり、その想いがかないました。TOYO TIREはダカールラリーなどでもタイヤを供給するなど勢いがあり、今回のサポートも快諾していただきました」

TOYO TIREグローバルマーケティング部の吉川誠部長
TOYO TIREグローバルマーケティング部の吉川誠部長

 会見ではサポート企業・パートナー企業も挨拶。TOYO TIREグローバルマーケティング部の吉川誠部長=写真下=は、今年で41周年を迎えた「OPEN COUNTRY」について「世界の過酷なレースで実績を積み重ねてきた、性能のしっかりとしたタイヤ」と紹介。今回のレースでも「足元からサポートをしていきたい」と強い意気込みをみせた。

 パートナー企業の1社としてTPMSを提供するオレンジジャパンの細井肇技術部担当部長は「ラリーは路面コンディションの変化が大きい。タイヤの空気圧の情報を可視化することで、安心してレースに挑んでほしい」とエールを送った。


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