ミシュランキー日本版を発表  ホテル・旅館の新たな指標が108軒

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カテゴリー: ニュース
プレネック氏=中央=とミシュランキー取得者
プレネック氏=中央=とミシュランキー取得者

 日本ミシュランタイヤは4日、ホテル・旅館の新たな指標「ミシュランキー」で評価する日本の宿泊施設を発表した。

 ミシュランキーはミシュランガイドのホテルセレクションの新評価指標。専任のホテルエキスパートが世界の宿泊施設を調査し3段階のキー(鍵のマーク)で評価し掲載。公式ウェブサイトとアプリで無償で閲覧できる。

 ミシュランキーの定義はつぎのとおり。「1ミシュランキー」が〈特別な滞在〉を意味し、独自の個性と魅力を持つこと。「2ミシュランキー」は〈素晴らしい滞在〉で思い出に残る体験ができ、ユニークで特別な宿泊施設。「3ミシュランキー」は〈最上級の滞在〉で、快適さとサービスを高いレベルで提供するなど、多様な角度から評価している。

 24年4月からフランス、アメリカ、スペイン、イタリアでミシュランキーホテルを発表し、日本はアジア初となる。ミシュランガイドのホテルセレクション掲載の国内243軒のうち、「3キー」取得は6軒、「2キー」17軒、「1キー」85軒の合計108軒。伝統的な旅館から世界的に有名なラグジュアリーホテルまで幅広い。

 ミシュランガイド・インターナショナル・ディレクターのグウェンダル・プレネック氏は、「ミシュランガイドの124年の旅行者へのサービスに、新たな章がスタートした。ミシュランキーの宿泊施設はエキスパートによって発掘された原石。ホテル業界への貢献度もあげていきたい。ミシュランキーは比類ないおもてなしへの経緯の証」と新たな指標の意義を語った。ミシュランガイドは独立した予約プラットフォームをめざす。


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