住友ゴム「シンクロウェザー」10月1日新登場  アクティブトレッド技術採用第1弾  プロモーションに大谷翔平選手起用

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カテゴリー: ニュース
「SYNCHRO WEATHER」イメージビジュアル
「SYNCHRO WEATHER」イメージビジュアル

 住友ゴム工業はあらゆる路面状態にシンクロする次世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」を10月1日から順次発売する。合計100サイズ以上をそろえるが、初期発売は40サイズ。22日にANAインターコンチネンタルホテル東京で新商品発表会を開催。新ブランドの発表とともに、イメージキャラクターにMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手を起用したことを明らかにした。

 

中央・山本社長、右・河瀬ダンロップタイヤ社長、左・田中進技術本部副本部長
中央・山本社長、右・河瀬ダンロップタイヤ社長、左・田中進技術本部副本部長

 新商品発表会で挨拶に立った山本悟代表取締役社長は「タイヤは水の上で滑る、氷の上でも滑る、環境にあわせて履き替えるという常識を覆すことはできないかと、考え、悩み、研究開発を続けてきました。発想を転換し、水や氷を味方につけることはできないか。その結果、生まれた技術『アクティブトレッド』の一部を初めて搭載したタイヤがこの新商品。数々の世界初を生み出してきたDUNLOPがまた一つ、新たな価値を届けます」と力を込めた。

 河瀬二朗ダンロップタイヤ代表取締役社長が新商品「SYNCHRO WEATHER」のマーケティング戦略について説明。ターゲットユーザーは首都圏在住の世帯年収1000万円を超える40歳代のパワーカップルや、道具に価値あるものを吟味して選ぶ世帯年収1200万円以上の夫婦をモデル像に置く。希望小売価格を設定し、同社の商品ラインアップのなかで最も高い価格レンジとした。

 また、この新商品を販売する際には独自に行う認定試験に合格した販売店のみで取り扱うことができる販売店認定制度を取り入れた。市場でのオールシーズンタイヤに対する認知度合いを踏まえ、このジャンルを確立することと、そのなかで新商品をていねいに販売したいというねらいが背景にある。市場のバックグラウンドや商品知識をメーカーとタイヤ販売店とで共有し、市場に根付かせていく考え。

「SYNCHRO WEATHER」性能表示
「SYNCHRO WEATHER」性能表示

 プロモーションについて大谷選手にオファーした理由を「自分自身の想像をも追い抜く活躍をしているから」「大谷選手の代名詞は二刀流。新商品も夏タイヤと冬タイヤの二刀流だから」と、河瀬社長は解説した。

 大谷選手とベーブ・ルースが時代を超え共演した新ブランドCM「BABE→SHOHEI篇」は現在放映中。新商品CM「SYNCHRO WEATHER誕生篇」は人々の想像を超えていくことを「このタイヤ、何刀流だ。」というメッセージで表現した。


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