日本自動車タイヤ協会(JATMA)は7月のタイヤ販売本数実績をまとめた。
新車用タイヤ販売実績は品種別にトラック・バス(TB)用が11万1千本(前年比7.8%増)、小形トラック(LT)用48万2千本(同20.2%増)、乗用車(PC)用297万2千本(同1.2%増)と、3品種いずれも前年実績を上回った。3品種を合わせた四輪車合計は356万5千本(同3.6%増)。
これらに建設車両(OR)用と産業車両(ID)用、農業機械(AG、運搬車用を含む)用、二輪自動車(MC)用を合算した合計は368万6千本(同3.0%増)。IDが前年実績38%増と年初から伸長しているのに対し、AGは28%減、MCは12%減と前年実績を割り込み低調が続く。
市販用タイヤの販売本数はすべての品種で前年実績を上回った。
品種別本数は、TB用33万4千本(同5.0%増)、LT用94万3千本(同10.2%増)、PC用327万5千本(同5.7%増)、3品種を合わせた四輪車合計455万2千本(同6.6%増)。
OR、ID、AG、MC、運搬車用の各品種のタイヤの販売本数を合算した合計は471万5千本(同7.0%増)。OR・ID・AG・MCの各品種とも前年実績20%〜30%強の増加をみせた。