全日本トラック協会(全ト協)は、9月21日から30日までの「秋の全国交通安全運動」で実施する計画を決めた。各都道府県トラック協会に対し、事前の準備を働きかける。
事業用トラック向けの対策として事業者に「自動車点検整備推進運動」を積極的に行うよう求める。これは大型車のホイール・ナット脱落による車輪脱落、スペアタイヤ落下による事故を防止するためのもの。
近年、大型トラックの車輪脱落事故が相次ぐのを受け、「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を通じ、適切なタイヤ脱着作業の実施で車輪脱落事故防止対策の徹底を図る取り組みだ。
また、事故防止セミナーを全国開催することにより運転者への指導・教育を促す。
全ト協HPに掲載中の「WEB版ヒヤリハット集」を活用し、「だろう運転」から「かもしれない運転」を心掛けるよう徹底を図る。