「第2回ソリューションエンジニアC」「第14回技能GP全国大会」  ブリヂストンタイヤソリューションジャパンが4日仙台で開催

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カテゴリー: ニュース

人材の育成と技能伝承を図る

技能グランプリ会場
技能グランプリ会場

 ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは4日、仙台市の夢メッセみやぎで「第2回ソリューションエンジニアコンテスト(以下、SECと略)」「第14回技能グランプリ(以下、技能GPと略)全国大会」を開催した。「SEC」はソリューション提案力を、「技能GP」はタイヤメンテナンス技能を競う競技会。地区予選も含め、前年を超える過去最高の総勢711名が参加した。

 

 

 同社のソリューション事業担当、仲村克則氏は報道関係者向け説明会で「本日のコンテストはBridgestone E8 Commitmentのなかの一つである『Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと』に綿密に関わる取り組みだ」と述べた。

挨拶する仲村氏
挨拶する仲村氏

 また、「顧客課題が複雑化、多様化するのを受け、総合的かつ柔軟なソリューション提案力が必要になる。タイヤセントリックソリューションを支えるために優れた人材の輩出・育成が課題である」と大会の開催意義を語った。

 

 第2回SEC最優秀賞はMTM大曲店・桐田基選手

 

 「SEC」は顧客課題を適切にとらえ、商品・サービス・ネットワークを組み合わせ最適なソリューションを提案する力をロールプレイング形式で競う。競技時間は20分。

 国内ブリヂストングループのソリューションエンジニア候補349名が4月下旬から開催された地区予選に出場。勝ち抜いた89名がエリア予選にのぼり、さらに勝ち進んだ16名の代表選手がこの日、全国大会に集まった。

 最優秀賞にブリヂストンタイヤサービス東日本ミスタータイヤマン大曲店の桐田基選手が選ばれた。

 

 第14回技能GP最優秀賞はMTM鞍月店・五万戸凌選手

 

SEコンテストの様子
SEコンテストの様子

 「技能グランプリコンテスト」の意義は技能マイスター/エキスパートを核とした後進育成・指導による継続的なメンテナンス人材育成と社会課題である車輪脱落事故防止に向けたブリヂストングループ内の研鑽にある。

 国内1000店以上のブリヂストングル―プや関連のタイヤ販売店メンテナンススタッフが都道府県・エリア大会に出場。それを勝ち抜いた40名の代表選手がこの全国大会で知識、作業スキル、コミュニケーション力などを競った。

 競技内容はリア左内輪パンクで店保管のスペアタイヤに交換。規程時間は24分。TPMS装着車両の増加を受け、今回から「TPMS装着・動作確認」がレギュレーションに反映された。

 最優秀賞にブリヂストンタイヤサービス西日本ミスタータイヤマン鞍月店の五万戸凌選手が選ばれた。

 

 技能エキスパート8名、技能マイスターに3名認定

 

技能グランプリに取り組む参加選手
技能グランプリに取り組む参加選手

 この全国大会を通じ高い技能レベルを持つスタッフを「技能エキスパート」として認定。そのなかで特に安全性、確実性、迅速性などの観点から優れたエキスパートを「技能マイスター」として認定する。認定されたマイスター、エキスパートは有する知識や技術をグループ全体のスタッフへ伝承する役割も担う。今回、新たに8名が技能エキスパートに、うち3名が技能マイスターに認定された。

 さらに今回から新たな企画として「技能マイスタープレゼンテーション」が開催された。

 過去13回の大会で認定を受けた技能マイスターが講師として販売店員、セールスエンジニア、メンテナンススタッフに向け研修を行うプログラム。今回は第9回大会認定の新見さんと第10回大会認定の石川さんが軸力測定方法や日常点検方法などをレクチャーした。


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