9月10日から13日の4日間、東京ビッグサイトで「国際物流総合展2024」が開催。ブリヂストンはグループで二つのブースを出展した。両ブースともに「お客様の困りごと解決に向けたソリューション」として注力するサービスを展示。多くの来場者が興味を示し、スタッフに質問や相談をする姿が見られた。
生産財ソリューション事業部は、リトレッドを含めたタイヤのトータルソリューションサービスをメインに出展。輸送事業者が抱える課題を解決するさまざまなプランを紹介した。
タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするソリューションツール「Tirematics(タイヤマティクス)」など、最新のデジタルサービスを紹介。タイヤ空気圧をハンマーの打刻で体感するツールを用意し、Tirematicsの優れた機能を訴求した。またタイヤのカットサンプル展示スペースも設け、リトレッドを含めたトータルサポートを紹介し、顧客の課題に合わせた多様なプランを提案した＝写真上＝。
社内ベンチャーのソフトロボティクスベンチャーズは新たに開発したソフトロボットハンド「TETOTE and」（テトテ アンド）を初披露した＝写真下＝。これはゴム人工筋肉を搭載した4本の把持式ロボットハンド「TETOTE」に真空吸着パッドを取り付けたもの。ピッキング作業を従来よりスピーディーに行うことが可能だ。
出展ブースでは「TETOTE and」が実際にモノをつかみ取り運ぶ作業が実演された。「TETOTE」はすでに物流倉庫などで利用されており、ソフトロボティクス事業推進課の手塚晶子氏は「よりいろいろなお客様にお使いいただければ」と期待を示す。