全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は15日、茨城県内で関東甲信越ブロック会議を開いた=写真上=。
今年度は茨城県タイヤ商工業協同組合が開催を担当し、東京・神奈川・埼玉・茨城の各組合から役員や青年部員が参加。タイヤ公正取引協議会の野口文雄専務理事、全タ協連の島貫昭会長が来賓として出席した。
「規定トルクでの締付」を議題に、組合員が直面する課題についての情報を交換し、共有した。
開催担当県の荒井功茨城県組合理事長=写真下=が挨拶に立ち、ブロック会議の開催意義と参加者への謝辞を述べた。
会議では中村能和事務局長が全タ協連の活動を報告。出席した各単組が近況と「タイヤ空気充てん業務特別教育講習会」の実施状況、その他の活動を報告した。
国土交通省関東運輸局自動車技術安全部整備課の山田満専門官が「大型車の車輪脱落事故」をテーマに講演を行った。山田専門官は事故の発生状況や調査結果の概要、事例、事故撲滅のための周知・啓発などの資料を示し、事故防止の徹底を訴えた。
この講演を受け、意見交換の場ではタイヤ専業事業者は事故防止にむけてどのように取り組むべきかを話しあった。また、TTE検定試験のあり方と今後について議論がもたれた。
なお次年度の関東甲信越ブロック会議は埼玉県組合が開催を担当することを確認した。