ブリヂストンのグループ会社、バンダグ ヨーロッパ エヌヴィーは25年上期を目途にベルギーのランクラーにあるリトレッド用部材の生産工場を閉鎖することを明らかにした。
ブリヂストンは中期事業計画(2024-2026)に基づき欧州事業の再編・再構築を進めている。「過去の課題に正面から向き合い、先送りしない」を軸として第1ステージを実行。「事業再編・再構築第2ステージ」として、統合とシンプル化を通じ「更に欧州事業の形を変える」取り組みを推進している。今回のランクラー工場の閉鎖はその一環だ。
今後の事業環境、収益性、持続性を包括的に検討し、リトレッド用部材生産拠点をポーランドのスタルガルド工場に集約する。閉鎖に向けて関係者と協議し、影響を受ける111名の従業員を支援する取り組みを行う。