20日、日本自動車工業会(自工会)は10月15~18日に幕張メッセで開催予定の「Japan Mobility Show Bizweek 2024」のイベント概要についてオンライン説明会を実施し、さまざまな企画を紹介した。
ジャパンモビリティショーは今後、二つのイベントをセットとして開催する考え。偶数年に未来をつくる仲間づくりの場となるビジネス向けイベント「ジャパンモビリティショービズウィーク」、奇数年に未来を探しに行く場として一般向けのショーケースイベント「ジャパンモビリティショー」を主催する。
今回の「JMS ビズウィーク2024」では、「ブース出展」「ビジネスマッチングプログラム」「未来モビリティ会議」の三つのプログラムを通じ、モビリティ関連企業とスタートアップによるビジネス共創を生み出すイベントとして開催する。
「ブース出展」ではブリヂストン、京都機械工具、太平洋工業などの事業会社と、スタートアップ合わせて200以上の企業・団体が出展する。
加えて、自工会会員メーカー14社合同で「All roads lead to the future」と題し、マルチパスウェイをテーマに車・バイクの展示も行う。
「ビジネスマッチングプログラム」では、より多くのマッチング機会を創出できるように会期前からコミュニケーションをとることが可能なビジネスマッチングプラットフォーム「Meet-up Box」を開設。事前にお互いのニーズや事業課題を把握し、イベント当日に臨むことができる。このツールには9月16日時点でスタートアップ214件、事業会社332件の登録があり、各社の情報が公開されている。
「未来モビリティ会議」では各テーマの有識者を招いて、さまざまな視点からモビリティの未来、社会課題の解決に向けて発信する。
今回の説明会に登壇した自工会モビリティ委員会の青山真二委員長は「自社課題の解決をめざす事業会社、新たなアイデアを持つスタートアップ企業、未来のモビリティ社会や技術革新に興味のある皆様に多くご来場いただきたい」と呼びかけた。
開催時間は10時から17時まで。入場無料、公式サイトの来場登録フォームでの事前登録が必要。