イヤサカはこのほど、タイヤチェンジャーの新製品をラインアップし、本格発売を開始した。
新製品は、ベーシック機種からハイグレードモデルまでフルラインで揃えた「NS95」シリーズと、レバーレス作業を可能にした「NS100」。いずれも国産品。イヤサカ独自の機能を備えた仕様やオプション装備も豊富に用意した。
「NS95」シリーズは、従来の「NS90」シリーズから大幅にバージョンアップした。ターンテーブル板の高さを従来機よりもさらに20ミリ低くし作業時の腰への負担を軽減するなど、作業性を一層向上した。
適応リム径22インチ対応の本体のみ「NS95」、右側サポートのビードプレス搭載「NS95-B」、右側集約でタイヤ組み込みをサポートするマルチプレス搭載の「NS95-MLP」、ビードプレスとマウントプレス搭載の「NS95-BM」の4モデルが基本。
この基本モデルにフットエアーやインフレーターの仕様タイプ、ターンテーブル速度の可変機能などのオプションをさまざまに組み合わせることが可能。作業内容に応じて、自店のニーズに合わせた一台を選ぶことができる。
一方、「NS100」は、レバーレス作業を可能にしたフルスペックモデル。DTヘッドとBPローラー、二つの機能を反転させることで切り替え可能なデュアルツールを搭載した。
ビードアップ機能付きのインフレーター装置や、マウントプレス装置とビードプレス装置を併用することで、偏平タイヤやランフラットタイヤの交換作業をスムーズに行える。