エイワは1日、エアーリフター付きタイヤスプレッダー「ETTS-01」を発売した。
エアー駆動でタイヤをリフトアップし、ビード部を広げて保持することが可能。パンク修理の内面作業の効率化と作業者の負担軽減を図る。
木﨑功太郎商品部長は、「床から736ミリの任意の高さまでタイヤを昇降させることができるため、従来のように腰をかがめた状態で作業しなくてもよく、作業の軽労化を実現しました」と説明する。
ビード部の「タイヤ広げフック」にもエアー駆動を採用。直径1200ミリ、幅450ミリ、重量120キロの大型タイヤまで対応。LT/TB用など幅広い種類のタイヤ修理作業に対応する。
「工具の動力源としてエアーカプラーを備えています。作業台は回転式で、タイヤの位置を簡単に調整でき、作業しやすい場所に合わせることが可能です。また、手元を照らすLED作業灯も搭載しており、より安全で確実な作業環境を実現しています」と木﨑部長は続ける。
また、杉村幸二取締役本部長は「ツールの使いやすさを追求しました。さらに、作業ポジションを高い位置に調整できるため、タイヤの内面の状態がより見やすくなり、一層精度の高い修理作業が可能です」とし、優れた作業性に加え、作業品質の向上への貢献を強調する。
先に出品した展示会では来場者の興味を引き、正式発売前に先行予約も受注したという。これからの繁忙期に向け、一層の受注拡大を図る。