ミシュラングループは5日、フランス国内の2工場について26年初頭までに生産を停止する意向であることをニュースリリースで発表した。
閉鎖するのは、主に小型トラック用タイヤを製造するショレ工場と、タイヤ部材を製造するヴァンヌ工場。この決定により従業員1254名が影響を受けるという。
今回の決定について、同社は「欧州のトラック用タイヤ市場で生産能力の過剰が発生していることと、安価なアジア製品との競争が激化していること」を理由に挙げる。
ミシュラングループは、24年の連結財務諸表に約3億3000万ユーロの引当金を計上する予定だとしている。