「第19回中国国際タイヤエキスポ(CITEXPO)2024」は9月4日〜6日の三日間、上海・浦東の国際展示コンベンションセンター(上海世博展覧館)で開催された=写真=。
CITEXPOは、海富國際展覧服務有限公司(Reliable社、Topic社)の主催で、アジア・太平洋地域で最大級のタイヤトレードショーだ。乗用車用、トラック・バス用、OTRなど自動車タイヤをメインに、ホイールやアフターサービス関連、整備機器などが一堂に出展。中国をはじめ世界各国のタイヤメーカーやサプライヤー350社以上が参加した。
主催者のアンケート調査によると、今回は130カ国以上からディーラー、輸入業者、トレーダー、卸売業者などタイヤ・ホイールの業界関係者1万2000人超が来場。その97%が「満足した」とし、次回も来場予定という回答を得た。
来場者の内訳は、東アジア29%、東南アジア25%、中東14%、北米・欧州・南米それぞれから7%、オーストラリア6%、アフリカ5%。来場者の63.1%が新規で、中国以外のバイヤーが36.7%増加した。中国勢の国際競争力が増し、市場での影響力が一層強まっていることを示すものとして注目される。
この結果を受け、主催者側は「予想を上回る成功をおさめた。われわれは来場者の満足度向上に注力しており、今回の結果をフィードバックし次回に改善する。CITEXPO2025をさらに素晴らしい展示会にしたい」と、強い意気込みをみせる。
次回「第20回CITEXPO2025」は25年9月3日から5日、今回と同じ上海の国際展示コンベンションセンターで開催予定。