日本自動車機械工具協会(機工協)と日本自動車機械器具工業会(自機工)による新年賀詞交歓会が15日、都内で開かれた=写真上=。
年頭の挨拶で登壇した機工協の柳田昌宏会長=写真中=は「自動車技術がめざましく進展するなかで整備機器もそれに追随し、より高度な対応が求められる時代となった。機械器具の校正や試験業務を適切・確実に遂行し、事故防止の啓発活動に積極的に取り組み、クルマ社会の安全確保と環境保全に努めていく」と述べた。
さらに「ことしはオートサービスショー2025が開催される。進化する自動車業界で今後求められる整備技術の革新とそれに対応する機器の重要性を再認識するものだ。未来の整備技術の進化に貢献できることを誇りに思う」とし、6月開催のショーに期待を寄せた。
乾杯の音頭をとった自機工の山田勝己理事長=写真下=も「来場者に見て触って理解していただく機会であり、メーカー側はお客様のご意見を聞きそれを糧に今後の開発を進めていく場だ」と挨拶。整備機器業界全体でショーに向け盛り上げを図る姿勢を示した。