
日本自動車工業会(自工会)の二輪車委員会は1月30日、第11回メディアミーティングを開催した。今回の会場は自工会が入る日本自動車会館(港区芝大門)。
会の冒頭に、二輪車委員会の新委員長に就任した設楽元文氏があいさつ。現在、ヤマハ発動機代表取締役副社長執行役員の設楽氏は、「24年は折からの物価高騰のあおりを受けて二輪市場は4年ぶりに40万台割れとなった。25年は需要の落ち込みに歯止めをかけるべく、今後も二輪車の魅力を発信し続け、二輪車に関わる関係団体の皆様と一丸となって取り組んでいく」と、24年の総括と今後の意気込みを語った。
自工会二輪車委員会は25年度方針を説明。現在は「二輪車産業政策ロードマップ2030」に基づく施策を展開しているが、なかでも25年度は「二輪車の任意保険普及率」「新基準原付施行」「二輪車駐車場整備」「二輪車の魅力訴求」の4項目を最重点課題として取り組んでいくことが報告された。
ファンづくりの取り組みについては、8月19日に東京・秋葉原で「バイクの日」、9月19日~20日に埼玉・小鹿野町で「BIKE LOVE FORUM」という二つのイベントを開催することを明らかにした。