
ブリヂストンは1月31日、新たなモータースポーツマネジメント体制を構築することを明らかにした。
3月1日付でGlobal Chief Technology Officer(執行役副社長)下に、モータースポーツ管掌を設置。同日付でモータースポーツタイヤの開発・技術を担当するモータースポーツ管掌として今井弘氏を任命する。
同社がモータースポーツ管掌を設置するのは初めて。23年にモータースポーツ活動60周年を迎えたことを契機に、サステナブルでグローバルな取り組みを強化しており、今回の新体制構築はその一環。
同社はABB FIA フォーミュラE 世界選手2026−2027シーズンからの単独タイヤサプライヤーに選定されており、今回の新体制のもとで活動をより加速していく考え。
今井氏は1990年にブリヂストン入社。03年からF1向けタイヤをはじめとしたモータースポーツタイヤ開発とレースオペレーションに携わった。09年にMcLaren Racing Ltd.に入社し、タイヤのみならずサーキットでのチーフエンジニアなどを務めた。F1の24年シーズン終了後、25年1月に同社を退社。2月末ブリヂストン入社。3月1日、常務役員モータースポーツ管掌に就任する。