
ブリヂストンとコマツは、鉱山事業者へあらたなソリューションサービスを提供する共創プロジェクトの実証実験を開始した。
コマツの鉱山向け大型機械の管理システム「Komtrax Plus」から得られる車両データと、ブリヂストンの鉱山車両向け次世代タイヤモニタリングシステム「Bridgestone iTrack」から得られるタイヤデータをリアルタイムで共有。データ解析によりタイヤの適切な使い方を提案することで、鉱山向けダンプトラックの燃費改善を図る。あわせてタイヤをより安全に、長く、上手く、効率的に使い切ることをめざす。
鉱山オペレーションでは、外的要因によるタイヤの故障や車両の停止が発生し、ダウンタイムが課題となっている。またタイヤを使い切る前に交換が必要になるという課題もある。これらに対し、今回の共創プロジェクトはタイヤと車両のデータを組み合わせた精緻な解析を可能とし、故障原因を早期に特定する。
両社は今後、この実証実験の結果をもとに、各社単独でなし得なかったサービス提供を開始する予定。