
神奈川県タイヤ商工協同組合は9日、横浜市内で賀詞交歓会を開催した=写真=。冒頭、真田大輔理事長は「商売ができるのも平和な社会があるから。平和な時代を生きているのでこの時代を楽しまなければと考える。本日は皆様に楽しんでいただけることが私にも楽しみ」とあいさつした。
来賓にタイヤ公正取引協議会の野口文雄専務理事や日本自動車タイヤ協会から大高悟事務局長、全国タイヤ商工協同組合連合会の島貫昭会長らを迎え、約30名が交流を深めた。
賀詞交歓会に先立ち行われた講習会では、「県の補助金事業と中央会の支援施策」をテーマに神奈川県中小企業団体中央会の高達裕氏が支援策を紹介した。
また、神鋼産業のタイヤ保管サービスが紹介された。物流企画部の田邊直紀部長が廃タイヤの現状やサービスの概要について詳しく説明。4本1セットでタイヤを預かり1シーズン(10カ月間)保管するサービスで、オリジナルのベルト付タイヤ梱包キットを無償で貸し出すなど利用者の利便性をはかっている。
講習会に参加した組合員は熱心にメモを取りながら聞き入っていた。