【ブリヂストン】新商品「BLIZZAK VRX2」を発表

シェア:
カテゴリー: ニュース

 ブリヂストンは7月20日、横浜市内のホテルで会見を開き、乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「BLIZZAK VRX2」(ブリザック・ヴイアールエックスツー)を9月1日から全国で発売すると発表した。新商品は従来品(ブリザックVRX)と比較して、アイス性能を10%高めつつ、ライフ性能を22%、ドライ路面での静粛性は31%低減させた。発売サイズは12~20インチの全109サイズで、希望小売価格(税込)は9018円~9万504円。

VRX2フォトセッション
(写真左から)ブリヂストンタイヤジャパンの上田常務執行役員、CMキャラクターを務める綾瀬はるかさん、ブリヂストンの井出執行役員

 同社の調査によると、ユーザーが冬タイヤに求める性能は「氷雪上性能」が最も多く、「効きの持続」へのニーズも高い。また一般道では「ライフ」が重要視されていることが分かった。こうした中、新商品は基盤技術である発泡ゴムを進化させた「アクティブ発泡ゴム2」に加え、新たな非対称パターンを採用。また溝やサイプを様々な角度で配置し、空気の流れを分散するグルーブと、「アクティブ発泡ゴム2」の吸音機能を組み合わせることで、氷上路でのグリップ力を大幅に高めながら、静粛性やライフの向上に繋げた。

 会見でブリヂストンタイヤジャパンの上田達也常務執行役員は、「氷上での効きを向上させながら、ウェットやドライ、耐摩耗性、静粛性など総合性能を高次元で実現させた最先端のブリザックとなる」と性能への自信を示した。

 また同社が行った冬季の路面状況に関する調査では降雪エリアと非降雪エリアではドライ路面の割合がそれぞれ31%、50%と最も高く、次いで降雪エリアはスノー路面が23%、アイスが17%、ウェットが16%、シャーベットが13%の順だった。これに対し、非降雪エリアはウェット路面が18%、スノーが12%などとなり、同じ冬道でも様々な路面が混在している状況が分かった。

 ブリヂストンの井出慶太執行役員は、「日本の冬道は凍結路面が多くドライやウェットも存在する。様々な路面における総合性能の向上をベースにお客様の安心安全なカーライフを支えていく」と抱負を述べた。


[PR]

[PR]

【関連記事】