9月11日から14日の3日間、東京ビッグサイトで「国際物流総合展2018」が開催され、横浜ゴムなどタイヤ関連企業が出展した。
横浜ゴムは「ヨコハマとお付き合いしてみませんか?」をコンセプトに、同社のトラック・バス用タイヤと、昨年から同社グループに加わった愛知タイヤ工業の製品を多数紹介した。
横浜ゴムのエリアでは、3月に発売したオールシーズンタイヤ「710R」や舗装路・高速走行用のトレーラー向けワイドベースシングルタイヤ「MY507A」を展示。2019年にも発売を予定している両商品のリトレッドタイヤも出展した。
また点検データの分析によりタイヤ運用をサポートする「タイヤマネージメントシステム」やタイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES」(ハイテス)などを紹介し、経済性や安全面でのメリットを訴求した。
愛知タイヤ工業のゾーンでは、主要なフォークリフトメーカーに採用されているエンジン車用タイヤ「ME」やバッテリー車用タイヤ「M-CA」などを紹介。愛知タイヤ工業は買収後に全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて市販用タイヤの販売を始めており、担当者は「統合効果は既に出ており、販売量も拡大している」と手応えを示した。
また、カナダの建設・産業機械用タイヤの専業メーカー、カムソの日本法人カムソ・ジャパン(横浜市)は空気入りタイヤやノーパンクタイヤ、ソリッドタイヤなどを多数展示した。
さらに中国・中策ゴムの主力ブランド「GOODRIDE」(グッドライド)のノーパンクタイヤの販売代理店、本州タイヤ(さいたま市)のブースでは、ホイールローダー用の大型タイヤをはじめ、各種ノーパンクタイヤを紹介した。ブースの担当者は「品質が高く、コスト面に優れているのが強みだ」と特徴を話していた。