優れた整備技術者を輩出するブリヂストン長野販売

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カテゴリー: レポート, 現地

村田尚一取締役「さらに上を目指すモチベーションに」

――技能グランプリとはどのような位置づけなのか

村田尚一取締役
村田尚一取締役

 「技術に関して全国規模で研鑽できる機会はあまりない。全国から集まることで自分たちの技術レベルが客観的に見てどのくらいなのかを知ることができ、また刺激を受けてさらに上を目指そうというモチベーションに繋がる」

 「以前はこのような標準がなかったが、今は現場のレベルが上がってきているので、ここまでは絶対だということを実務の中で教えることができる」

――安全に関しての意識は

 「作業に慣れることでどうしても安全意識が欠如してしまう部分はある。そこで、原点回帰を挙げて当たり前のことを当たり前にやろうと、安全への意識のメッセージを今年の年初に改めて全店に発信した。無事故が続いて関心が薄らいだ時にこそ事故が起きる。毎日のチェックを本気で続けることが重要だという意識を改めて伝えていった」

――作業標準の遵守や技術水準の平均化は

 「残念ながらまだ全店舗で完璧とはいえない。そこで抜き打ちで全店を訪問し、作業標準が守られているか確認を行った。守られていない店舗は完全に遵守できるまで改善指導を行っている」

 「技術レベルに関してもばらつきがある。当社としては技術研修を通した水平展開とともに、今後技能グランプリを通して、生産財を扱う9店舗にエキスパートを置くことを目標としている」

――マイスターやエキスパートの重要性は

 「そばに高い技術レベルを持つ人がいると、刺激されて自ずと技術のレベルが上っていく。また指導のレベルも高くなる。そういう意味でも、マイスターやエキスパートという存在は大きい」

セールスマンコンテストについて

 「今年は全国大会出場を果たした。来年はさらに上を目指す。より高い技術を磨き、それをセールスがしっかりと説明していくことで、お客さまにとって安心して任せられると納得していただける」

――今後の課題と目標は

 「当社は安全をなによりも重要視している。店舗間のバラつきを減らし、さらに高いレベルで技術を展開して、お客さまの安全のため努力していく」

関連:ブリヂストン「技能グランプリ」開催 作業標準と意識が浸透


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