タイヤの高分子とフィラーの動きを世界最速で計測
住友ゴム工業と東京大・茨城大の研究グループ 住友ゴム工業と東京大学、茨城大学との研究グループは、タイヤゴムに使用されるフィラー(材料の中に添加される微粒子状の物質)の一つであるカーボン微粒子と高分子(ポリブタジエン)の動く様子を、世界最高速度890ナノ秒(10億分の1秒)の時間分解能で計測することに成功した。 同社研究開発本部分析センターの岸本浩通センター長らの研究グループは、ドイツのハンブ…
住友ゴム工業と東京大・茨城大の研究グループ 住友ゴム工業と東京大学、茨城大学との研究グループは、タイヤゴムに使用されるフィラー(材料の中に添加される微粒子状の物質)の一つであるカーボン微粒子と高分子(ポリブタジエン)の動く様子を、世界最高速度890ナノ秒(10億分の1秒)の時間分解能で計測することに成功した。 同社研究開発本部分析センターの岸本浩通センター長らの研究グループは、ドイツのハンブ…
横浜ゴムはこのほど、信州大学との共同で亀裂(クラック)が進みにくいゴム材料を開発した。 これは同社と信州大学学術研究院(繊維学系)の鈴木大介准教授らの研究グループとの共同研究によるもの。開発したゴム材料は高分子微粒子を活用し、有機溶剤や補強剤などの添加剤を使わずに、亀裂に対し高い耐久性を有するという。 この研究で得た知見をもとにさらに研究を進めることで、人や環境にやさしく、より安全で耐久性の…