リトレッドタイヤ普及でSDGs貢献。JATMAの調査で鮮明に 資源使用量とCO2排出量を削減
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、トラック・バス用更生タイヤ(リトレッドタイヤ)の普及による資源使用量とCO2排出量の削減効果についてまとめた。それによると、リトレッドタイヤ普及による資源削減量は23年年間で約4.9万トンとみられる(22年は約4.7万トン)。またリトレッドタイヤ普及による日本国内市場でのCO2削減量は推定で22.1万トンと算出した(22年は21.2万トン)。いずれも前年から…
中国TBビジネス撤退。欧州再編も第2段階へ ブリヂストンは1日、中期事業計画(2024-2026)(=24中計)について、東京・広尾のグローバル研修センターでのリアルと、オンラインによるハイブリッド形式で対外発表を行った。この席で石橋秀一代表執行役グローバルCEO=写真=は、24中計の最終年度で創業95周年にあたる2026年度に売上収益4兆8000億円レベル、調整後営業利益6400億円レベル、調…
物流問題の解決は変化に対応する技術で 「100年に一度の大変革期」といわれる自動車産業。MaaSやCASE、カーボンニュートラルと脱炭素社会など新しいキーワードが次々に生まれ、価値観の多様化が進む現在、自動車とその関連業界には社会の変化に対応した技術開発が期待される。トラック・バスが支える運送業界は物流2024年問題も目前に迫り、ドライバー不足という喫緊の課題をはじめ、様々な問題解決に取り組んで…
ブリヂストンは、タイにおけるタイヤ生産拠点の再編を進めていたが、このほどTHAI BRIDGESTONE CO.,LTD.(以下:TBSC)のランシット工場でのタイヤ生産を終了したことを明らかにした。 ランシット工場は1967年に設立。乗用車用ラジアルタイヤ日産約2280本、トラック・バス用ラジアルタイヤ日産約2100本の生産能力を有していた。 今回の再編で、乗用車用ラジアルタイヤはTBSC…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、23年1月〜9月の第3四半期累計のタイヤ販売実績をまとめた。 新車用タイヤ販売本数はトラック・バス用90万2千本(前年比9.2%増)、小形トラック用365万6千本(同1.8%増)、乗用車用2455万7千本(同18.2%増)、四輪車合計2911万5千本(同15.6%増)。 前記3品種に建設車両用、農業機械用、二輪自動車用を加えた合計で3041万9千本、前年…
TOYO TIREと国内販売子会社であるトーヨータイヤジャパン(以下TTJ)は12~13日の2日間、愛知県で「第4回TOYO TIRES トラック・バスタイヤ作業コンテスト」を開催した。 同コンテストは2018年に始まり、コロナによる開催中止を挟み、今回で4回目。今年は自主系販売代理店から3名、TTJより9名の12名が参加。12日は筆記テストでサービスマニュアル+時事情報から出題(100点満点…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン 生産財タイヤの知識と技能を底上げ図る ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(以下BTSJ)は5日、福岡県北九州市内で「第1回ソリューションエンジニアコンテスト」と「第13回技能グランプリ全国大会」を開催した。「ソリューションエンジニアコンテスト」は輸送業者へのソリューション提案力の向上を目的とする。これまで生産財セールスマンコンテストとして開催し…
〝リスタート〟への思い熱く——TBサービスの技能を競う 栄えある優勝はタイヤガーデン湊の木下政彦さんに 横浜ゴムは8月25日~26日、沼津市のキラメッセぬまづで「第6回トラック・バス用タイヤサービス技能コンテスト全国大会」を4年ぶりに開催した。25日に商品知識、作業知識を問う筆記試験(〇×、記述式)を実施し、26日に実技審査(接客業務含む)を報道関係者に公開した。 このコンテストは「安心・安…
ブリヂストンタイヤソリューションジャパンはこのほど、トラック・バス向けサブスクリプション型ソリューションサービス「トータルパッケージプラン」(TPP)のメニュー拡充・強化の方針を打ち出した。 「TPP」はタイヤの提案からメンテナンス・点検管理・予算管理などのタイヤマネジメント業務までをブリヂストンが担い、使用状況に合わせてタイヤの安全かつ効率的な使用を可能にするもの。 既存サービスであるタイ…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)はこのほど、2023年上期(1月〜6月)自動車タイヤ・チューブの統計データをまとめた。上期累計の新車用タイヤの販売本数は合計で2000万5千本、対前年比17.1%増加。半導体不足や部品調達難で新車の生産制約が大きく影響した前年から、回復へと向かう着実な足取りを示した。一方、上期累計の市販用タイヤ販売本数は3134万8千本、同2.4%減で、コロナ禍前の水準までほぼ…