国内タイヤ4社の24年12月期連結業績(3)
売上高・営業利益で過去最高を達成 TOYO TIRE 重点商品の販売が好調推移 TOYO TIREの24年度連結の売上高・営業利益は、円安効果などの外部要因があり過去最高となった。 タイヤ事業は販売本数が減少したものの重点商品の販売を促進し、売上高・営業利益ともに前年度を上回った。 北米市場はアジア品を中心とした安価タイヤの流入があったが、新商品など重点商品の堅調な需要によ…
売上高・営業利益で過去最高を達成 TOYO TIRE 重点商品の販売が好調推移 TOYO TIREの24年度連結の売上高・営業利益は、円安効果などの外部要因があり過去最高となった。 タイヤ事業は販売本数が減少したものの重点商品の販売を促進し、売上高・営業利益ともに前年度を上回った。 北米市場はアジア品を中心とした安価タイヤの流入があったが、新商品など重点商品の堅調な需要によ…
事業利益で25年目標を前倒し達成 横浜ゴム YX2026初年度順調に 横浜ゴムの24年通期の連結売上収益は、初めて1兆円を突破した。事業利益率12.3%をはじめ、いずれの利益項目も過去最高となった。当期が初年度にあたる中期経営計画(YX2026)の25年目標である事業利益1320億円を前倒しで達成した。 事業別セグメントでは、23年に買収したY-TWSのフル寄与もありタイヤ合…
国内タイヤ4社はこのほど、24年12月期連結業績を発表した。ブリヂストンは米欧での市販用TBタイヤ需要の大幅減少があったがプレミアムタイヤの販売拡大で前期比増収。横浜ゴム、TOYO TIREは為替の円安推移などを背景に増収増益を達成した。(住友ゴムは前号で既報) 増収も当期利益は減益で着地 ブリヂストン 次期も事業再編費用織り込む ブリヂストンは17日、24年度決算を発表した…