半数近くがタイヤ空気圧不足に サービスエリアで点検活動
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月30日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検活動を行った。この活動は1969年から実施しており、今年で51回目。乗用車の半数近くがタイヤの空気圧不足という状況が続く中、同会では今後もユーザーに対して啓発を継続することで、安全な車社会の実現に貢献していく。 JATMAの浜名湖サービスエリア点検活動は、タイヤの整備不良に起因する事故の未然防止とタ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は10月30日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検活動を行った。この活動は1969年から実施しており、今年で51回目。乗用車の半数近くがタイヤの空気圧不足という状況が続く中、同会では今後もユーザーに対して啓発を継続することで、安全な車社会の実現に貢献していく。 JATMAの浜名湖サービスエリア点検活動は、タイヤの整備不良に起因する事故の未然防止とタ…
夏冬タイヤの判別などの「自動識別が可能なカメラ撮影・解析技術」の技術公募を行っている国土交通省が試験結果を公表した。 今回の公表結果は、西日本高速道路エンジニアリング四国による「冬用タイヤ自動判別システム」の試験となる。このシステムは、時速30km以下で通過する車両のタイヤのサイプとトレッドパターンを撮影し、画像データを自動解析することで夏冬タイヤを判別するもの。冬用タイヤ規制はタイヤチェック…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、冬道の安全を啓発するチラシとポスターを作成した。降雪地域向けと非降雪地域向けの2パターンを用意。チラシは約30万5000部、ポスターは約2万800部を関係者に配布する。 例年、突然の積雪や路面凍結時に事故やトラブルが発生していることを踏まえ、今回はタイヤチェーンの使用に関する文言を改訂したほか、非降雪地域向けチラシ裏面掲載の事故発生件数データを最新…
タイヤ公正取引協議会(タイヤ公取協)の調査によると、大都市圏で大雪が降った際に運転をしたことがあるドライバーは約4割、そのうちの約2割がノーマルタイヤを装着していたことが分かった。 調査は今年3月にインターネットを通じて行い、首都圏、愛知、大阪、福岡に住む428名から回答を得た。大雪時に運転をしたことがある188名のうち、スタッドレスを装着していたのは60.6%、チェーンが13.3%、オールシ…
国土交通省は9月から10月までの2カ月間を「自動車点検整備推進運動強化月間」として、日本自動車タイヤ協会や全国タイヤ商工協同組合連合会など関係団体の協力を得て啓発活動を行う。 期間中は全国で開催するイベントやポスター、チラシやなどを通じて一般ドライバーに自動車点検の重要性を訴求する。また、大型車などの事業者向けにはホイールの取付状態や燃料装置、電気配線といった装置、車体フレームの腐食状態につい…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、パンク修理作業に関する安全啓発ポスターを作成して、タイヤ販売店への配布を始めた。ポスターはパンク修理作業時の事故撲滅を目的としており、販売店が危険と判断した場合には修理を断るケースがあることをユーザー側に周知していく。同会がユーザーを対象にこうしたポスターを展開するのは初めて。 販売の現場では、修理依頼があったタイヤに引きずり痕がある場合など、オペ…
タイヤ公正取引協議会などが行った検証試験で、保管が適正であれば製造から2シーズンが経過したスタッドレスタイヤであっても直近に生産した製品と同等の性能が維持されていることが分かった。生産時期から年数が経過すると性能が低下するというユーザーの懸念や誤解の回避につながることが期待される。 近年、特に冬用タイヤで製造年週に関する消費者からの問い合わせが増加しており、販売サイドからテストや評価を望む声が…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、「タイヤの日」に合わせて4月6日から20日にかけて全国9カ所で実施したタイヤ点検活動の結果を公表した。今回の点検台数は乗用車303台、貨物車35台の合計338台。このうち、タイヤに整備不良があった車両は76台で、不良率は22.5%だった。同会では毎年この時期にタイヤ点検を行っているが、不良率は高止まりの状態が続いており、業界を上げて安全啓発に取り組むことが一…
日本自動車工業会(自工会)は5月13日に都内で会見を開き、2019年度の重点方針を発表した。今後、CASEの進展を踏まえた安心・安全で環境に優しいモビリティ社会の実現に向けて必要な施策の明確化を図る。そのほか、次世代につなぐ豊かなクルマ・バイク文化の創造や、持続的発展を支えるビジネス環境の整備にも取り組んでいく。 豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は、「保有をベースにした色々なバリューが生まれる…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)に加盟する会員メーカー6社が販売する市販用夏タイヤで低燃費タイヤの割合が2018年に80.7%となったことが分かった。 国内のタイヤラベリング制度は2010年にスタートした。制度開始初年度の割合は21.7%だったが、翌2011年には40.7%に拡大。その後も各社が低燃費性能とウェットグリップ性能を向上した商品を相次いで投入したことで、2013年に59.8%と初…
タイヤ公正取引協議会(タイヤ公取協)が取り組んでいる広告物に関する事前相談の件数が2018年度に2万7886件だったことが分かった。相談件数自体は前年度より若干減少した一方で、インターネットを活用したウェブ広告や動画に関する相談は前年度より8割も増えており、今後も拡大傾向は続いていきそうだ。 タイヤ公取協では2007年度からチラシなど広告に関する事前相談に取り組んできた。特に2013年度からは…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)がまとめた2018年度の市販用タイヤ販売本数は、四輪車用合計で前年比0.6%減の7144万1000本となり、2年ぶりに前年を下回った。6月や10月には一昨年に各社が実施した値上げ後に販売が落ち込んだ時期との比較になったため大きく上振れたが、年間を通してみると新車用タイヤも含めてほぼ安定して需要が推移したもようだ。 2018年度のタイヤの販売本数(四輪車用)は市…
欧州タイヤ・ゴム製造協会(ETRMA)によると、欧州議会の域内市場・消費者保護(IMCO)委員会が4月2日、一般安全規則(GSR)の改定案を承認した。 2014年以降、欧州では乗用車のみにTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)が義務化されていたが、今後は段階的に小型・大型商用車やトレーラー、バスまで拡大する見込み。 ETRMAは同日、「この動きは交通安全やエネルギー消費の削減に向けた重…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「4月8日タイヤの日」に合わせて4月5日から20日まで全国9カ所の高速道路のパーキングエリアなどでタイヤ点検活動を実施している。この活動は一般ドライバーへタイヤへの関心を喚起し、正しい使用方法を啓発することを目的に毎年行われているもの。2000年に「タイヤの日」を創設して以来、今回で20回目を迎えた。 8日、東北自動車道の羽生パーキングエリア(埼玉県)の活動…